たいぞう展 「心のこもった時間」で絵画を購入。よしもと芸人の世界は、サラリーマン社会だと思った!!
11月29日(土) 有楽町マルイにて
たいぞう展 2015
「心のこもった時間」
に足を運んだ。
絵画を購入^-^。同時にたいぞうさんと1時間近く歓談する機会をもって
頂き面白おかしく芸人社会の裏話をきくことができた。
感想は・・・
「たいぞう展 心のこもった時間」2015
たいぞう
香川県観音寺市出身。吉本興業所属。尽誠学園高等学校卒業。特徴はマッシュルームカット。アホキャラで活動する一方で、画才も認められており個展を開催している。
東京での個展開催は7度目
自身にとって7度目の個展となる今回は「心のこもった時間」をテーマにした作品を展示する。
大阪では「ポストジミー大西」
大阪での個展開催は2007年10月の初展以降、多数の個展を開催。
また芸人×芸術家の肩書から多方面で才能を生かし活躍。
・木山裕策「I believe/永遠」のCDジャケットデザインを制作
・セレッソ大阪の応援旗のデザインを手がけ、12月6日のファン感謝デーで公開された。
2015年も東京で個展を開催
場所 有楽町マルイ
きっかけ
友人が、行列のできる法律相談所(2014年10月19日放送)を見てたいぞうさんの
絵を気に入ったことからはじまった。
そしてそのたいぞうの絵を見せてくれるという。
「まぁ~絵なんてそんなかわらないだろう・・・・」
「誰が書いても一緒でしょ~~~~~」
と思っていると・・・・
なんじゃこりゃ~~~~~
衝撃を受けた。
絵画から伝わってくるあふれんばかりの才能そのもの。
理屈を抜きにして一発でとりこにされてしまった。
それから月日がたち・・・・
友人がtwitterでこんな情報をゲット!!
11月28日〜12月2日まで東京有楽町マルイさんで絵の個展をさせて頂きます。作品は78点飾ります。皆様、お時間がありましたら是非お越しください。お待ちしております。 pic.twitter.com/U1behsjPuy
— たいぞう (@taizougahaku) 2015, 11月 19
再度、たいぞうさんの絵を購入するという。その情報を聞きつけ
自分も購入しなくてはと足を運んだ。
そしてついに
ゲットぉ~~
購入したものは、下記のもの^-^
タイトル
「太陽はいるよ」
購入するかどうかを迷っているとたいぞうさんがそろそろと近づいてきてくれた。
正直こころの中では、
「おぉ~~本物がとなりにいる・・・・」
たいぞうさんが
「何か聞きたいことはございますか?」
おぉ~~
たいぞうさんとついに喋る機会が・・・
すかさず
「この絵の意味を教えてほしいです。」
たいぞうさんの絵は、独特だ。絵の中にストーリーがある。
※ちなみにストーリーの内容は、上記写真の色紙に記載があります。
人間の悩みを
「雲」
として表現しているそうです。悩んでいると人は、どんどん悩み
雨を降らせてしまいます。
涙を
「雨」
と表現し、涙を流していると自分の理想や目標である太陽は見えなく
なってしまう。
自分の理想や目標を
「太陽」
と表現しています。
悩み泣いているときは、理想や目標がどんどん自分から遠く離れていって
しまうように思いますが、たいぞうさん曰く
雲の中にこそ自分の目標や理想である太陽がある!!!
と断言されてました。雨や雷の災害を免れるために雲の中から逃げ出して
はいけない。むしろ、雲の中をじっと見つめて問題点を冷静に見て雷がならぬようにまた雨があがるのをじっと待つように心がけ、自分自身また相手のことも大切に振る舞えるようになれば
太陽は必ず見えるようになる。
おぉ~~~~~
心の中でそう呟いた。
確かに自分自身、会社で上司や周りの同僚と仕事をする際に人間関係に悩む
シーンがある。
そんな時は、決まって逃げ出したくなる心境になるシ~ンが頭の中に浮かんだ。
あぁ~~
そういえばそんなシ~ンもあったなぁ~
そっかぁ
あの時は、ふと我慢すればよかったのかぁ~
となぜかその時ポジティブな心境になり、この絵が自分の家にあれば
人間関係に悩んだときにふと見ればなんとか乗り切れそうだなぁ~
と思い思い切って購入してみた^-^
金額は・・・・・
そうだなぁ~~
国内旅行に2泊3日ぐらいできる金額です^-^
ご想像にお任せします!!
友達については、たいぞうさんの大ファン!!
海外旅行に行けるぐらいの値段の買い物をした 笑
こちらもご想像にお任せします。
購入を決めたのちに
たいぞうさんが一言
何かお望みであればサインを書きましょうか?
とそこで何故か自分自身は・・・・・
「ここに何か一言メッセージを残してください。」
今考えるとなぜこの言葉を言ったのだろう???
とにもかくにも下記のような言葉を残してもらった^-^
「くもりの日こそ勉強の時間」
本当にいい言葉だ^-^
ここからは、どういういきさつであったかは忘れてしまったが、芸人社会について
の会話になった。おそらく友達がお笑いが好きなのでいろいろと質問しているうちに
たいぞうさんがいろいろと教えてくれたのだろう。本当に何でもしゃべってくれた。
いろいろと話をしてもらったが、一番印象に残ったのは・・・
たいぞうさんの売れた吉本芸人の同期の話と元 天然素材メンバー ほっしゃんの話だ。
同期は、NSC11期メンバー
陣内智則、たむらけんじ、ケンドーコバヤシ、中川家等とのこと。
友人が面白い質問をした。
「やはり同期で売れるメンバーは、当時から実力は別格だったのですか?」
おぉ~ストレートな質問するなぁ~と思いながら・・・
すると優しいたいぞうさん
「いや正直、誰が売れるかは、正直言って全くわからない。強いて言えば
・・・・・・」
中川家だったそうです。
理由は・・・
笑いの技術が半端ないそうです。
面白いのことが技術について強く言っていました。
たいぞうさん曰く、売れる要素って非常に難しいみたいです。当たり前ですが・・・・
例えば、吉本新喜劇で売れっ子になりいざ東京に進出しようと試みても
通用しない例が多々あるとか・・・・・
ふむふむ
理由は、
大阪のアクの強いキャラ
があるみたいです。なんかちょっとリアルーって思いました。
そんな中で売れるかどうかなんていうのは正直言ってわからないが、
中川家はしっかりとした技術は備わっていたのである程度は売れるだろう!と思ったとのことです。
結果は、皆さんご存じのとおり!
ケンコバさんについては
、トークがめちゃくちゃうまいとのこと。同業者としてテレビでそこまでうまいのかって思わせる程のようです。
おおぉ~~~^-^
そして以外だったのが・・・
たむけんさんと陣内智則さん
今では、テレビで見ない日はないほどの活躍ぶり(ちょっと言い過ぎか 笑)
とにかく驚いたのが二人とも最初に出会ったときとは全く芸風が異なって売れているからびっくりしたそうです。正直、最初のころは売れるのかなぁ~って思っていたようですが、二人ともコンビ解散を機に芸風を180度転換。それが世に出て受けていたので本当にびっくりだそうです。
やはりどこの世界にもこういった話はあるのですな・・・
そして感動したのが
元 天然素材のメンバー ほっしゃん。(現 星田 英利)の感動話
宮川大輔と「チュパチャップス」を結成。その後は、 吉本興業の9組によるグループ「吉本印天然素材」に参加。1994年 初レギュラー番組『ピッカピカ天然素材!』がスタート。
その時が最高潮。月収は、当然ではあるが周りの人々うらやむほど^-^
額はすごかった。
さぁ~ここからはお待ちかねの暗黒時代の話。
「吉本印天然素材」解散。その後も「チュパチャップス」解散。
それ以降は、ピンで活動。後に「ほっしゃん。」に改名したとのこと。
ピン活動するも全く売れず、アルバイト生活に・・・・
何せ吉本の先輩芸人とたいぞうさんが食事に誘うも毎回断られ続けるという理由は
都内にでてくる電車代がないから
われわれ一般のサラリーマンには想像できない話ですよね。しかもそれが約3年ほど続いたそうです。
ここからがたいぞうさんの話のもっていきかたのお洒落なこと
上記の絵画を例に出しました。
ほっしゃん。は、3年間大阪に帰らずにひたすら東京で地下鉄のアルバイトを行っていたそうです。そうただひたすら
雲
の中でただひたすら己から逃げずにじっと見つめ自分の力を蓄えていたとのことです。
ここからがいい話。
吉本芸人は絆が深い。頑張っていて実力があるにも関わらずにくすぶっている人は必ず先輩芸人が引き上げてくれるとのこと。
救ってくれたのが
ダウンタウン 松本 人志さん
もうおわかりですよね。当時、「人志松本のすべらない話」をやっており飲み会でほっしゃんの話を聞いていたらぜひその話をすべらない話でやってみるように言われたそうです。
結果は、みなさんも知ってのとおり大ブレイク!!
「危ないアルバイト」
くもりの中でめげずにひたすら我慢を続けて自分の実力を磨き続けた結果、吉本の先輩芸人に引き上げられ
見事に
太陽
を見ることができたとのこと。
おぉ~~~なんという話の展開のうまさ^-^
芸人という別世界の話であるが、何かどこかで聞いたことあるような話だなぁ~
っと思っていたら
サラリーマンと一緒じゃん~~
と思った。
上記の話は、きれいな話で終わったがシビアな世界。一度、松本さんと出会い実力があると判断されれば引き上げてくれるが
実力がない
と判断されればそれ以降、一切お声がかからないとのこと。なので必然的に20代の若手は出てこれなく30代~40代の芸人が先輩芸人に引き上げられ仕事を貰えるというシステムが出来上がっているのだという。
サラリーマンの出世のシステムと一緒だ!!
と一言。それに対したいぞうさんが一言
「全くその通り!!」
とのこと。嬉しいような悲しいようなちょっと複雑な心境でした 笑
まとめ
たいぞうさんの絵画から芸人の世界もサラリーマンの世界も一緒であると
痛感した。辛いとき、悲しい時はたいぞうさんの絵を見て仕事頑張ろう^-^